家の購入は、人生で一番の買い物と言われています。
35年ローンで、金利も1%をきっているので、毎月の返済額にするともしかしたら家賃よりも少ない場合もあると思います。
しかし、人生何が起こるか分かりません。
失職や病気などで住宅ローンが払えなくなってしまう場合も大いにあるので、住宅購入は大きな決断になるかと思います。
我が家もおととしマンションを購入し昨年夏から新居に越してきました。
そこで本日は実際に住宅ローンを組んだからこそわかる気を付けるべきポイントをお話ししていきたいと思います。
■気を付けたいポイント①■
必要なお金を把握する!!
住宅販売会社に家を見に行くと、「家賃よりも安い値段でグレードの高い家に住める」という紹介を確実に受けます。
確かに毎月のローンだけで見ると家賃よりも低いこともありますが、家を買うとかかるお金は住宅ローンだけではありません。
◎マンションの場合◎
・管理費・修繕積立費・駐車場代(駐車場代かからないところもあります)
・固定資産税
・初期費用
◎一戸建ての場合◎
・固定資産税
・初期費用
(管理費・修繕積立金を毎月払うことはないですが、経年劣化で家の修繕が必要になったときの修理のために個人で積み立ては必要)
固定資産税
建物が建っている土地の値段に影響されます。土地の値段が上がれば固定資産税も上がっていきます。年1回支払い義務発生。
我が家の場合
1年目~4年目 10万円前後
5年目以降 16万円前後
初期費用
仲介手数料・事務手数料・火災保険料・印紙代など、契約をしてから入居前までに支払うお金です。
この費用も購入する物件によってことなりますが100万円以上は必要となるでしょう。
💡節約ポイント💡
初期費用の中に含まれている火災保険料ですが、住宅販売会社の指定する火災保険に入らなくてもOKの場合があります。
初期費用に含まれている火災保険と同内容で安い火災保険があれば、そちらに加入してもよいか販売会社へ確認してみるとGoodです。数万円ですが節約できます。
■気を付けたいポイント②■
ボーナスを住宅ローンにあてない!!
住宅ローンの組み方でボーナス払いを提案されることがあります。
ボーナス払いをすると月々の返済額を少なくできますが、ボーナス払いは避けるべきです。
たとえ正社員として安定的に働いているとしても今のご時世いつ何が起こるか分かりません。ボーナスは会社の売り上げに影響を受けやすいので、万が一ボーナスが期待していた額より少なかった場合に、ボーナス払い分の住宅ローンが払えなくなってしまいますので、ボーナス払いをしなくても返済可能な額でローンを組んだほうがいいでしょう。
■気を付けたいポイント③■
月々の返済額は一馬力でも生活ができる範囲で!!
特に女性側は子供ができると一時的に育児休業をしたり、場合によっては仕事を完全に辞めることもあるので、そういった時でも無理なく返済できるように、共働き是前提の返済額ではなく一馬力でも返済しながら生活ができる額が理想的です。
■気を付けたいポイント④■
可能な限り駅から徒歩圏内の物件を選ぶ!!
物件の周辺にコンビニやスーパーがあるというのも住むうえでは大事なポイントですが、可能な限り駅から近い物件がおすすめです。
その理由は万が一家を売ることになった場合、やはり駅から近い物件は高く売るための大事な要素になるからです。
■気を付けたいポイント⑤■
焦らずにしっかり考えて決める!!
住宅ローンは若いうちに組むとその分早く返済が終わるので、家を見に行くと販売会社の方から今住宅ローンを組んだ場合と10年後に組んだ場合の返済額の差を見せられることがあります。
確かに早く組めば早く返済は終わりますが、だからといって焦る必要はありません。
30代後半や40代、50代であったとしてもしっかりと頭金を貯めることができれば返済額の負担も少なくて済みます。
逆に若いうちに無理して住宅ローンを組んでしまうと後々ずっと苦しくなってしまうこともあります。
その為、物件の良し悪しもそうですが物件の価格が今の自分の給料で無理なく返済できるかどうかをよく考えて決めることがベストです。
家の購入は人生で一番大きな買い物です。(本記事2回目)
今は金利も低く、頭金なしでも住宅ローンを組めるようになってきており家を買うハードルが以前に比べて低くなってきてはいますが、やはりしっかり考えて納得のいく住宅選びをすることが大切だと思います。
この記事が、これから家を購入する方の参考になれば幸いです♪