住宅ローンを組む時の「借りれる額」と「返せる額」には大きな違いがあります。
「借りれる額」でそのままローンを組んでしまうと、のちのち住宅ローンが生活を圧迫
しかねません。
35年という長い期間をかけて返済していくことを考えると住宅ローンは「借りれる
額」ではなく「返せる額」で組むことが1番です。
そこで本日は住宅ローンの「借りれる額」と「返せる額」について私たちの体験をもと
にお話ししていきたい思います。
少しでも参考になればうれしいです♪
■住宅ローン「借りれる額」について■
借りれる額とは文字通り、銀行から融資してもらえる金額のことです。
(某銀行のフラット35で借入した場合)
これをみてもわかる通り年収600万円の場合だと借りれる額はおよそ6,000万円です。
ちなみに我が家がマンションを買おうととある住宅相談会に行ったときは「ご主人の年収だと6,000万円くらいは借りれますよ!」と言われました(;’∀’)
「え、そんなに借りれるの?!」と驚きましたが6,000万円はさすがに高すぎると思いその通りにはしませんでした。
6,000万円だとだいたい住宅ローンだけで16~17万円になってしまいます。
ここにマンションだと管理費や修繕積立金、駐車場代も入ると住宅費が20万円を超えてしまいます(;'∀')
これはちょっと多すぎですよね・・・😢
■では返せる額とはどのくらいなのか?■
返せる額はもちろん各ご家庭によって違いますが、住宅費を手取り収入の25%以内に
収めることができれば理想的だと思います。
(と言っている我が家は全然理想的ではありませんが。。。)
住宅費は毎月の住宅ローン返済分だけではありません。
マンションの場合だと修繕積立金や管理費、車をお持ちの方は駐車場代もかかりますし、マンション・一戸建てにかかわらず固定資産税が必要です。
それらも含めて25%以内に収めることができれば、万が一世帯収入が減ってしまった
場合や思わぬ出費がかさんでしまったとしても住宅費が家計を圧迫するリスクは減らす
ことができると思います。
■返せる額から逆算して物件を考える!■
新築マンションのモデルルームに見学に行くと、賃貸では考えられないような豪華で広
い部屋に気分がワクワクしてきます♪
しかしその気分のまま物件を決めてしまうと、のちのち後悔してしまう可能性があります。
(すくなくとも我が家は一時期大変後悔しました・・・・)
手取り月収30万円の場合を考えると収入の25%以内は7万5,000円です。
マンションの場合はローンに加えて修繕積立金や管理費、駐車場代も加わるのでローン
だけで考えると5万円台が理想的な金額かと思いますので、これを基準にして物件を考
えることをぜひともおすすめします♪
■返せる額は各家庭によって違う■
同じ物件価格やローン返済額だったとしても、各家庭の状況によって「返せる額」は違います。
マイホームを購入するときには、そういった各家庭の状況を考慮して「この金額なら余裕で返せる!」という額をよく話し合って物件を決めると負担を少なくすることができるとおもいます!!