住宅ローンの返済方法に元金均等返済と元利均等返済があるのをご存じでしょうか??
わたしは言葉自体は聞いたことがありましたが、どんな意味なのかはよく理解していませんでした(;'∀')
ということで早速この2種類の返済方法についてをお話していきたいと思います。
※専門家ではないので詳細にかけないですが、分かりやすい言葉で書いていきますのでよろしくお願いします。m(__)m
■元金均等返済について■
毎月の返済額の中には「利息」と「元金」が含まれていますが、その中の「元金」がずっと一定なのが元金均等返済です。
利息は元金の残高に対してつくので、返済の初めの頃は元金も高くその分利息も高くなりますが、返済終盤には元金も減っていくのでその分利息も減っていき、毎月の返済額も少なくなっていきます。
元金均等返済は返済序盤は額が高くなるけれど、返済終盤には少なくなっていくのが特徴です。
■元利均等返済について■
返済の初めの頃は利息分の支払いが多く、返済終盤になると元金の返済が多くなりますが、毎月の額はずっと一定なのが特徴です。
35年ローンで毎月の返済額が10万円だとすると、利息と元金の支払いの割合が変わりますが合計するとずっと10万円になるイメージです。
■イメージ図■
下記のイメージ図を見ると元利均等返済は返済期間が長くなるにつれて、返済額に占める元金が増えていますね(;'∀')
※元金⇒元金とは借入額のことです。4,000万円の物件に対して頭金500万円、金融機関からの借入3,500万円の場合は3,500万円が元金となります。
■それぞれのメリットについて■
◎元金均等返済◎
・返済の終盤になると徐々に返済額が減っていく
・総返済額は元利均等返済に比べて少ない
⇒元金の残高に対してかかる利息が返済後期になると元利均等返済より少なるから
💡注意すること💡
返済し始めのころは毎月の返済額が多くなる点は注意が必要です。
◎元利均等返済◎
・毎月の返済額が一定
⇒家計の管理、貯蓄の計画を立てやすい
💡注意すること💡
元利均等返済は上のイメージ図でもわかる通り返済終盤にどんどん元金の支払い額が増えていくので元金均等返済に比べると総支払額が増えるという点は注意が必要です。
■まとめ■
住宅ローンを組む金融機関によってはこれらの返済方法を選べない場合もありますので、住宅ローンを組むときはそれぞれのメリットや注意点を比べてみて、自分たちのライフスタイルや資金計画に合うか返済方法を選ぶことができる金融機関にすることをおすすめします!