先日のブログで「96時間」という映画についてのストーリーを記事に書きました。
私の中で歴代10位に入るくらい大好きな映画で何度も見ているのに毎回感情が動かさ
れるので、本日は私が映画を見て感じたこととを記事にしていきたいなと思います。
よければストーリーの記事も合わせて読んで頂けると嬉しいです♪
okuhei-diary.hatenablog.com
■最初は普通のお父さん■
ネタバレ記事にも書いているのですが、リーアムニーソン演じるブライアンは元CIAで
とても強くて冷静でかっこいいです。でも映画の序盤はそんな過去を微塵も感じさせないほど本当に普通のお父さんで、むしろ少し頼りなさげな雰囲気すら漂っています。
離れて暮らす娘キムの幼少期のビデオを見ているところや、誕生日プレゼントを買うと
ころなんかはただ娘との絆を取り戻したくて一生懸命になっているどこにでもいるお父さん。
その「どこにでもいるちょっと頼りなさげなお父さん」のイメージからの犯罪組織を一人でバタバタと倒していくギャップがこの映画の魅力の1つでもあります。
■リーアムニーソンの切ない表情■
特に1番切なかったのが、キムの誕生日会のシーンです。
子供のころから歌手になるのが夢だったキムヘのプレゼントにカラオケセットを買った
ブライアン。
キムはそのプレゼントを心から喜んだのですが、そのあとすぐに元妻の再婚相手、超お
金持ちの義父スチュアートがなんと「馬」を一頭プレゼントするのです!
それを見た瞬間、ブライアンのプレゼントを地面に置き一目散に馬に駆け寄るキム。
地面に置かれたカラオケセットを手に取り、馬に乗るキムを眺めるリーアムニーソンの
表情と、ゆっくりと誕生日会の会場から去っていく姿に切なさを感じました😢
リーアムニーソンは身長が190センチほどあるのですが、そのシーンでは猫背気味で意
気消沈している様子が画面から伝わってきてそれがまた切なさに拍車をかけていたように思います💦
リーアムニーソンはスターウォーズのジェダイマスターの役が有名かと思いますが、バキバキに強い役も似合うし切ない役というか、切ない表情が本当によく似合う俳優さんです!
■見ていて苦しくなるような売春のシーン■
この映画は若い女性の人身売買をしている犯罪組織にリーアムニーソン演じるブライアンが立ち向かっていく映画ですが、売春シーンは見ていて苦しいものがあります。
売春宿のシーン、犯人の隠れ家のシーンでは若い女性たちが薬漬けにされて手首を手錠につながれてベッドでぐったりしているシーンが描かれており、フィクションではありますが目をそむけたくなりました。
「ビジネス」だと割り切っている犯罪組織のボスには、たとえ映画の中の話とはいえ割り切ってみることができず本当に腹がたちました。
■余分な動きなし!手かずが少ないスマートなアクション!■
巨大な犯罪組織を1人で相手にしているので、組織の人間1人を倒す時間が最短で余計
な動きが一切ありません。
最後の船での戦いのシーン、アラブ人の若い男はなかなか手ごわかったですが、その他の組織の人間たちは2、3手で急所をついて倒していくところが最高にかっこよかったです😊
■スピーディな展開で画面から目が離せない!■
この映画は96時間以内に娘を助け出さないと永遠に救出することができないことから
96時間以内というタイトルなのですが、犯人についてなんの手掛かりもないブライア
ンがたった2日で犯人たちを追い詰めてキムを救出するスピード感にずっとハラハラし
っぱなしで、特にキムが誘拐されていまうシーンは何回見ても緊張感があって見入って
しまいました!
■まとめ■
この映画をわたし的視点で一言でまとめると「ギャップの塊映画」かと思います。
リーアムニーソンのやさしげで切なげな雰囲気からの犯人をこれでもかー!てくらい倒
していくかっこよさとのギャップ、さらに映画の始まりと終わりがアクション映画とは
思えないほどゆったりと平和に流れていく内容のギャップ、このギャップにやられた私
はきっとこれからも定期的にこの映画を見ることになると思います。
少しでも興味を持っていただけたらぜひ一度ご覧になってみてください♪