仕事について考えさせれた本があります。
読書家ではないわたしですが、本屋で巡り合ってから何度も読み返してぼろぼろに・・・
本のタイトルは「ちょっと今から会社辞めてくる」
長時間労働、サービス残業、上司からのパワハラで自殺寸前まで追い込まれた主人公が偶然出会った小学校時代の同級生と出会ったことで自分の人生を見つめなおしていくお話しです。
心に残っているシーンとともに私になりの仕事に対する考えをお話ししていきたいと思っています。
ではいきます✋
■入社半年で辞めるやつ、どこへ行っても通用しない■
さっそく厳しめの内容ですが😢
長時間労働と上司からの恫喝でこころが疲れ切っている主人公の青山は会社を辞めたいと思うようになります。
しかし入社して半年で辞めてしまったら、根性がないやつと思われるしどこへ行っても通用しないと辞める勇気がでません。
たしかに入社後わずかな期間で辞めると転職するときに「なんでこんなに早くやめたのだろう」とか「嫌なことがあったらすぐやめてしまうのか?」と思われる可能性もゼロではないでしょう。
でも「入社後わずかで会社を辞める」=「どこへいっても通用しない」ではないと思います。人間関係と一緒で会社にも合うあわないがあります。
ましてやこの本の主人公のように自分を犠牲にしてまで同じ会社に居続ける必要なんて本当にあるのでしょうか。
そんなことはないはず、と私は思います!!
■お前は人を怒らせることだけは天才だな!■
主人公青山が仕事で大きなミスをしたときに、上司が彼に言った言葉です。この言葉が引き金となり青山は自殺寸前まで追い込まれてしまいます。
この上司はとにかく何に対しても常にイライラして部下を怒鳴るような人で、人に気持ちなんてお構いなしです。この発言もとくに何も考えることなく怒りに任せての発言だったんだろうなと思います。
ここまで極端なことはなくても、発言する側が特になにも思わず発した言葉が誰かを傷つけることってありますよね😢
何をするにも自分の発言や行動には責任を持たなければいけななと思いました。
■仕事なんていくらでもある、生きていればなんとかなる!■
青山が実家に電話をかけた時に「もし仕事を辞めたいといったらどうする?」と母親に聞き、その質問に対して母親がこのように答えました。
青山はこの電話少し前に自殺しようとしていました。
母親の言葉を聞いて青山は残される親の気持ちも考えずに死のうとしたことを後悔し、自分は1人ではないと勇気づけられるのです。
仕事を必死にすることはとても大事なことです。
でも今している仕事がこの世の中にある唯一の仕事ではなはずです。
たとえ無職になってしまったとしても、生きていればまた働くことはできる。生きていることが何よりも大切だと思わせてくれる言葉です。
■自分の人生は自分と、自分を大切に思ってくれる人のためにある!■
主人公の青山が会社を辞める時に部長に言った言葉です。
まったくその通りだな~と思います。
ちょっと語弊のある言い方になってしまうかもしれませんが、会社や仕事にすべてをささげて自分や自分の家族を犠牲にして働いて、自分自身や家族が壊れたとしても会社は保証してくれません。
決して手を抜いて仕事をすることを進めているわけではないです!
ただ人生は会社や仕事の為にあるわけではない、自分を大切にできない働き方しかできない会社や仕事だったらそこから離れることはまったく間違ったことではないはずです。
■さいごに■
主人公ほどではないですが、わたしも一時期会社に行けなくなったことがありました。
会社の扉の前についてもどうしてもその先に進めなかったのです。
わたしもその時は「辞めることはいけないこと」という先入観があって、無理して会社に行き続けていました。
でも苦しんでいる私の姿を見て辛そうにしている家族の顔を見て、我に返ったというかハッとして、このままここにいてはいけないと思い辞めることができました。
一般人の私に言われてもって感じですが、もしこのブログを見ている人で苦しんでいる人がいたらぜひ「自分と自分の周りの人を大切にしてください」と伝えたいです。
あと会社をやめることは決して逃げることではない!とわたしは思います♪
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