2015年公開。主演は土屋太鳳さん
この映画に興味をもったのは主題歌を歌ったのがコブクロだったから。
コブクロの「未来」がいい歌過ぎて、Youtubeで映画verのPVを見たことがきっかけでした。
当時のわたしはすでに結構大人になっていたし、少々恋愛でつまづくことも多い時期だったので「純愛」とか「キュンキュン」とか、そういう系の映画はなんとなく避けていた気がします。
この映画も「そんな感じの映画なんだろうな~」と思って、なんとなく見ずにいたら公開から5年も経っていたのです。😢
結論、見てよかった~( ;∀;)
自然と誰かを好きになっていく感覚、好きな人を思う気持ち、友達を救いたいと思う気持ち。
損とか得とか、そういう感情が一切なくて純粋に大切な誰かのために動いている姿が感動的で、わたしの汚い心が洗われていくようでした(←いいすぎ?(笑))
山崎賢人さん演じる成瀬翔は母親の死をきっかけに自分の生きている意味が分からずに死のうとします。
そんな未来を変えるために土屋太鳳さん演じる高宮菜穂と友人達は翔の心を救うために翔に「翔のことが大切だ」と思いを伝え続けます。
翔は死のうとしたとき、そんな友達のことを思い出し「死ぬのが怖い」「みんなとの思い出が消えるのが怖い」と思い、死ぬのを思いとどまります。
そう、菜穂や友人たちが純粋に翔を思った気持ちが届き翔の心を救ったのです。
自分の周りの誰かが辛い思いをしているとき、「わたしはその人の家族じゃないし、立ち入っちゃいけない」という思いで、勝手に自分から遠ざけてしまうことってあると思うけど、助けを求めている人を救えるのは恋人とか家族とか、そういう存在なのではなく、その人のことを純粋に思ってくれる人、それが家族のときもあるし、恋人のときもあるし、友達のときもある。
自分にとって大事な人を純粋に思う気持ちの大切さに気付かせてくれる映画でした。
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