こんにちは!ぱん子🐼です!
年末調整や確定申告、毎年行っているにも関わらずいまいちスムーズにいかないなぁと感じるのはわたしだけではないはずです💦
とくに「所得」と「収入」の違いがよく分からず悩むなんてことありませんか??
今日の記事では
●所得と収入の違いについて
●源泉徴収票の見方
●控除の種類
●節税対策
についてわたしなりに勉強したことを分かりやすく簡単に説明していきたいと思います。よかったらチェックしてみてください♪
収入と所得の違いは?
所得と収入、似たような名前ですがこの2つにはどのような違いがあるのでしょうか?
①収入とは?
収入とは毎月の給料やボーナスなどの年間の収入=年収のことを指します。
②所得とは?
収入から必要経費を差し引いた金額のことを指します。会社員の場合は収入から「給与所得控除」を引いた額が所得にあたります。
源泉徴収票のどこを見れば収入と所得が分かるの?
年末調整や確定申告のときに使う源泉徴収票ですが、収入や所得は下記のように記載されています。
①支払い金額=収入(年収)
②給与所得控除後の金額=所得
そのほかに大事な項目が③所得控除の額の合計と④源泉徴収税額(=1年間に収めた所得税の額)です。
給与所得控除と所得控除の違いってなに?
ここまでの説明ででてきた「給与所得控除」と「所得控除」という似たような名前の制度ですが、この2つにはどんな違いがあるのでしょうか?
①給与所得控除
一定の額を経費として収入(年収)から差し引いて払うべき税金を抑えてくれる制度のことです。
こちらの図のように給与所得控除の額は年収によって違います。
この表をもとに給与所得控除と所得金額をだすとこんな感じです!
👇
(例)年収400万円の人の場合
給与所得控除の額=400万円×20%+44万円=124万円
年収400万円の人の給与所得控除の額は124万円ということが分かりました!
所得金額は「収入-給与所得控除の額」で出せるので、
400万円-124万円=276万円
年収400万円の人の所得金額が276万円ということがわかりました!
②所得控除
所得控除とは一定の要件に当てはまる場合に所得の合計金額から一定の金額を差し引く制度のことです。
たとえば、配偶者控除(配偶者特別控除)・医療費控除・生命保険料控除・社会保険料控除・寄付金控除(ふるさと納税のこと)・基礎控除・iDeCoやNISA・・・・などなど
これらが所得控除にあたります。
所得と収入の違いをしっかり理解すれば節税になる?!
最近はいろいろな節税対策が話題になっていますが、なんの金額を抑えることで節税することができるのでしょうか?

税金は収入(年収)をもとに計算されているから収入が減れば税金もへるんじゃないの??
たしかにそれも一理ありますが、税金を減らすために収入を減らすのは本末転倒な感じがしなくもないですよね・・(-_-;)
ずばり!!節税するうえで大事なのは所得控除なんです!
では所得税と住民税がどういう計算で出されるのかと、どうして節税するために所得控除が大事なのかを説明してきます♪
まず所得税は「所得税=課税所得×税率-控除額」という計算で出すことができます。
👇所得税の早見表
この表からわかることは、所得税は課税所得額が増えるほど税率も増えていきその分、所得税も増えていくということがわかります。つまり課税所得の額を減らすことができれば所得税を減らす効果があるということです。
では課税所得はどうすれば減らすことが出来るのでしょうか?
課税所得は「課税所得=所得-所得控除」という計算でだすことができます。
つまり所得から差し引かれる所得控除の額が増やすことができれば、課税所得の額を減らすことができる=所得税を減らせるというわけです!
続いて住民税についてを見ていきたいと思います。
住民税は「住民税=所得割+均等割」という計算でだすことができます。
均等割りは道府県民税1,500円、市区町村民税3,500円と決まっていますが、所得割は個々の所得金額によって異なります。
所得割は「所得割=課税所得×税率10%」で計算することができるので、住民税も課税所得を抑える(=所得控除の額を増やす)ことで安くすることができるというわけです!!
まとめ
いかがでしたでしょうか?
わたしもそうなのですが、税金の話って「難しい」とか「分かりづらい」と思ってなかなか調べてみることを避けてしまっていましたが、自分にとってお得になる情報をたくさん知ることが出来るので、これからも自分なりに色々勉強して分かりやすく発信していければと思っています!
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